障がいを持っている方の就職活動を支援する為の事業所にはいくつか種類があります。
その中でも、就労移行支援と就労継続継続支援は働き始めるきっかけを作る事業所として知られています。
では、この二つの事業所の違いは何なのでしょうか。
事業所の開設を考えている方にとっては、ぜひ知っておきたい情報ですよね。
ここではこの2つの事業所の していきます。
よく確認をし、役割を知っておきましょう。
就労移行支援とは障害者総合支援法に基づく就労支援サービスの一つです。
もっと詳しく言えば、障害を持っている方の生産活動、職場体験等の機会の提供や、就労の際に必要となる知識や能力の向上のために行う訓練、求職活動に関する支援及び、その適正に応じた職場の開拓、就職後における職場への定着の為に必要な相談や支援を行う、施設のことをいいます。
詳しくは「就労移行支援について」で解説していますので、よろしければご確認くださいませ。
通常の事業所、就労所で雇用されることが困難な障害者の方を対象にして、就労の機会を提供するとともに、生産活動やその他の活動の機会を通じて、その知識及び能力の向上のために必要な訓練を行う事業所のことをいいます。
詳細は「就労継続支援事業とは」で解説していますので、よろしければご確認くださいませ。
まずはそれぞれの事業所の概略についてご案内致しましたが、違いはお分かりになりましたでしょうか。
就労移行支援 | 就労継続支援 | |
目的 | 就職するために必要なスキルを身に着ける | 働く場の提供も行う |
対象者 | 一般企業への就職を希望する方 | 現時点で一般企業への就職が不安、あるいは困難な方 |
工賃 | 基本なし | あり |
年齢制限 | 65歳未満 | A型は65歳未満、B型はなし |
利用期間 | 原則2年間以内 | 定め無し |
以上が就労移行支援と、就労継続支援の違いになります。
違いをしっかりと認識し、適切な支援を行っていきましょう